Sumitaka Maeda's Tanka Inscription

存在感あり

由来も歴史も誰の石碑かもわからず、余りの存在感に立ち寄りました。日本海は晴れていれば真っ青で品も白っぽいのでこの石碑と相まってインスタ映えもしそうです。

啄木、晶子と並ぶ歌人

諸寄、北前船で栄えた港です。藤田家が「前田純孝」を郷土の啄木、晶子と並ぶ歌人としてその偉業を兵庫県知事に訴えたと聞きました。海に臨む歌碑は、若くして亡くなった何か一抹の荒々しさと寂しさが伝わってきます。

JR諸寄駅から程近い

JR諸寄駅から徒歩数分の場所にある歌碑。 「東の啄木、西の翠渓」とも称される歌人前田純孝。 歌碑には「いくとせの前の落葉の上にまた落葉かさなり落葉かさなる」と歌われていました。

寂しくなったら…

ＮＨＫ「新・夢千代日記」で俄然、その名前が全国に知られることになった歌人・前田純孝は、かの与謝野鉄幹をして『東の啄木、西の翆渓』といわしめた程の才能の秀でた人でしたが、幼い頃から肉親の愛に飢え、若くして結核で世を去った悲運の歌人であった事はあまり知られていませんでした。山陰線の諸寄駅から徒歩数分の、日本海が見渡せる海岸沿いに、前田純孝の歌碑は建っていました。以前は海辺寄りにあったものを現在の位置に...